【5時間目】嫌われる先生の原因第1位は・・・??

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※先に断っておきます!毎度ながら完全に私の主観で話を進めていく当ブログですが、今回はその中でも特に主観的です 

その上でお読みください笑

 

子供達に嫌われる先生の原因ってなんだと思いますか??

結構たくさんあると思いますが、私が色んな子から聞いた感覚では(自ら聞きに行ったわけではない!笑)

えこひいきする先生

だそうです

 

本当によく聞く

「あの先生はえこひいきするから嫌い」

 

しかし、まあほとんどの先生は意図してそんなことするはずがありません

先生って基本、いい人多いですから

(他の業種の方がそうではないと言うことでは決してない むしろ教師でない人の方が個人的に尊敬できる)

おそらく、自分の意識してないところでひいきしているか、子供達にひいきと思われるような行動や発言が癖づいているかでしょう

めあて:教師のえこひいきの原因って何??

なんなんでしょうね

教師の子供たちへのひいき目

 

その大きな原因となっているのが、私のブログでよく登場する正解主義的思考

(これ、勝手に私が言ってるだけの言葉なので元々あるような、立証されてるような、学術的根拠のあるようなことばではないですからね笑笑)

展開:正解主義的思考がもたらすえこひいき

そもそも、子供に対してひいきすることに躊躇いの無い人や積極的に優越をつけるような教師は個人的に論外だと思ってるので、そこは置いといて・・・

 

あくまで、「なぜか子供にひいきしてると言われる」と言う先生にフォーカスしてお話しします

 

私はずっとずっと言ってることなんですが、学校教育は正解、不正解に取り憑かれてると思っています

例えば、

・廊下を走れば✖️ 歩けば〇

・授業中、関係のない話をすれば✖️ 静かに聞けば〇

・授業中、たくさん発表すれば〇 てもあげず、発言もしなければ✖️

教師の言うことを素直に聞けば〇 聞かなければ✖️

 

あれ?最後の1つはまさにえこひいきではないですか?

 

おそらく、そんなつもりないのにひいきしてると思われる先生ってこの正解主義的な考え方が根付いてしまっている

というか、それが教師の責務だと思っている

 

たしかに、それも言える

なんでって、

・人を殺しても良い

なんて正しいはずがない認められるべきことでもない

・理由もなく人を殴っても良い

なんて言う事は今後世界がどう変容しても許される事でない

 

ならば、正解不正解があってそれを子供達に享受していく事はとても重要且つ必要な事だと思う

 

しかし!!

そんなに白黒はっきりしたものばかりがこの世の理なのでしょうか??

それは断じてない

むしろ、人の世は人間が複雑怪奇な脳を所有した段階で至極グレーな要素が大部分を占めるようになった事は言うまでもないでしょう

 

根底には確かに〇✖️があります

ただ、グレーな部分が8割を占める大海で白黒は2割を占める陸上です

だから、法律も判例がある

だって、刑法199条の条文だけでは殺人を犯してしまった人に対してより適切な刑罰を加える事は不可能であるから

 

そんな人の世にあって、教師が正解主義に囚われ過ぎればそりゃあ歯車も狂い出す

 

教師が子供によく言う事ですが

「自分がされて嫌な事は人にもしません」

 

僕から言わすとあなたたちもしてますよ

だって、子供に強く叱責して保護者から何か言われた時には

「そんなつもりで指導したわけではない」

とか

「こういう思いがあったのにわかってくれない」

とか言うやん

 

一緒でしょ

廊下を走った子には何か理由や思いがあったのかもしれない

授業中一切発言しない子が授業意欲がないとどうしていいきれる?

先生の言ったことが守れないとダメなんですか?

 

言い出したらキリがないが私は凄く引っかかる

ひいきしないからあの先生は好きなんて低レベルな事を子供達に思わせてはいけない

まとめ:正解主義を中和せよ

しかし、先に行ったようにやって良いことダメなことは間違いなく存在する

でないと、世の中は無秩序のカオスな世界と化す

特に発達段階によっては、顕著にやって良いこと悪い事を教える必要がある

(低学年の先生にはいつも感心する)

 

しかし、現に子供を自分より知識も経験も乏しく未熟で下に見ている教師は多くいると感じる

「いや、そんな事はない!失礼な!」

と言われても

「確かにある!自覚しろ」

と思う

彼らには私たちよりもはるかに大きな可能性とやわらかい脳がある

我々の尺度で子供たちを測ってはいけない

 

何度も言うが、正解主義を否定はしない

とても大切な事で必要不可欠な事だと思う

しかし、それを中和する必要がある

より濃い正解主義的思考を薄めて飲みやすくしてやる必要がある

 

その中和剤が子供を思う事だと思っている

正解主義的思考ももちろん子供を思ってのこと!

彼らの為に大切な事として指導する上で全く子供を思っている

でも、本当にそれがあなたや指導する子供達の為に大切な事であろうか?

考えてみるのもいいと思う

 

とはいえ、私は十人十色色んな先生がいるのがいい!!

と強く考えている

小学校なら6年間

出会いの少ない子供達にとって様々な考え方を持つ先生と出会える事はとても貴重な経験であると・・

その貴重な6人が全て同じ考え方だったら?

こんなに成長のない小学校生活は無い

 

だから、聞き流してくれて構いません笑

先生は先生の個性を存分に生かして欲しい

そこに子供達への熱い思いがあるのであれば子供にいかに嫌われても先生達の努力の日々は必ず彼らの人生の素晴らしく大きな宝となると僕は信じているので